夢のマイホームを考える その2
こんにちは、ピースです。
前回に引き続き、マイホーム購入についてです。
前回はどんなマイホームがいいかについて考えましたが
今回はマイホームを買うとなったら、避けて通れない住宅ローンについてと
マイホームを買うならどのタイミングがよいのか
について話していこうと思います。
マイホームを買うにはいくらかかるの?
おそらく皆さんはマイホームを買うときには、広告や不動産サイトで紹介されている家の金額分を用意すれば
よいと思っているのではないでしょうか。
家の価格はその表示額で正しいですが、家を買うにはその他にも
仲介手数料であったり、不動産所得税であったり、登記費用であったりと支払わなければならない費用がたくさんあります。
そのため、一般に家を買う時に必要な金額は
住宅費 + 諸経費(住宅費の1~2割) と言われています。
このことも踏まえて、予算は考える必要があります。
住宅ローンって?
さすがに知らない人はいないと思いますが、住宅ローンとは簡単に言うと借金です。
家はとても高価なので、手元に資産がある人はいいですが
ほとんどの人は手元のお金で支払うことはできないと思います。
それでも家を買えるほどのお金が溜まるまで待っていたらいつまでたっても夢のマイホームは買えないので
そんな人のために銀行や生命保険会社などの金融機関がお金を貸してくれます。
家を買うために金融機関にする借金が住宅ローンです。
住宅ローンはいくらまで借りられるの?
お金がなくてもローンを組めば家が買えるとはいえ、いくらでも借りれるわけではありません。
お金を貸す側も貸したまま帰ってこないリスクがあるので
この人はちゃんとお金を返すだけの収入があるか?を確認するための審査があります。
また、もちろんただで貸してもらえるわけもなく
借りた額の何%かを支払わなければならない利子というものがあります。
そのため、多く借りればそれだけ多くの利子を支払うことになり
最終的に借りた額の何倍ものお金を返済しなくてはならない、といったことになりかねません。
お金を借りるときには、毎月いくら返して、最終的にいつ返しきるかというスケジュールを立てて借りるようにしましょう。
嬉しい住宅ローン控除
人が生活するうえで衣食住が必要といいますが、そのうちの住が家になります。
国としても人の生活を保障する一環として、家を購入することを推奨しています。
そのため、家を購入する人を支援するために住宅ローン控除という税金控除制度があります。
具体的には、年末時点のローン残高の1%を最長10年間のあいだ控除してくれる制度になります。
控除対象となるローンの上限は4,000万円になります。
4,000万円 × 1% × 10年 = 400万円 が最大で所得税から控除されます。
お得な会社の制度
国から補助してもらえるだけではなく、会社によっては会社からも家の購入に対して支援してもらえる制度があります。
それが利子補給制度です。
利子補給とはローンの利子のうち、いくらかは会社が負担してくれるという制度です。
この制度を使えば、月々支払うローンの利子が減るので
その分ローン残高の返済に多く充てることができます。
利子補給制度があるかどうか、どれくらい負担してくれるかは会社に確認してみてください。
マイホームはいつ買えばいい?
最後に家を買うタイミングです。
お金の面からいうと、諸経費のほとんどはその場で現金で支払わなければならないので
最低でも諸経費分は貯金が溜まってからになります。
また、子供いる人は注意が必要なのですが、
家を買う場合はたいてい引っ越しすることになると思います。
そうするとせっかく苦労して入った保育園にまた入り直さなくてはいけなくなります。
今の世の中、どこも保育園の定員はいっぱいで、0歳からでも入るのが大変なところを
2歳、3歳から空いている枠を探さなくてはならないことになります。
これを避けるために、子供が生まれる前から保育園に入るまでの間に家を買って引っ越すか
保育園から小学校に移るタイミングを狙うかになるかと思います。
実家が近くにあれば、いっそのこと保育園は諦めて、実家に預けるなんて方法もあります。
このように、家を買う時期はお金の面だけでなく、ライフイベントも考慮する必要があります。
おわりに
今回は、住宅ローンの話と購入タイミングについて考えてみました。
住宅購入を支援してくれる制度については、知っていないととても損をしてしまうので
制度を確認して必ず申請しましょう。
購入タイミングについては、人によって環境が違いますので
家を買っても大丈夫な時期かを考えてタイミングを見計らって買うとよいです。
家はとても大きな買い物で、失敗したらなかなか取り返しがつかないので
よく考えてから購入するようにしましょうね。